私も参加しているフリーフォトマガジン、81LAB.のメンバー水渡嘉昭の写真展のお知らせです。
水渡嘉昭写真展 'Sam'
会期:9月3日(金)〜9月13日(月)
13:00~20:00 (最終日18:00まで)
水曜休
場所:galleryMain
京都市下京区寺町通り松原下ル植松町731-1 小林ビル3F
地図 Tel: 075-344-1893
最寄り駅:阪急四条河原町駅
★水渡嘉昭HP
★blogできるだけほんまのこと
開催ギャラリーgalleryMainさんは、写真専門のギャラリー。
京都へお立ち寄りの再は是非、ご覧下さい。
お盆は13日より友人ら8人で富士登山へ行って参りました。
目的は皆でご来光を見ること。
しかし、天候はイマイチ。。。
静岡へ向かう道中も、車中からも富士山の姿は見えず。
登り始めは夕方6時過ぎ。
五合目で少し身体を慣らして出発。
ガスも出ていてもうすでにうす暗い感じ。
7合目辺りから徐々にこの登山の厳しさを実感。
すでに辺りは真っ暗で、雨も降り出し、息もだいぶ上がってくる。
(写真撮る余裕もでない・・・)
途中の岩場で休憩を取りつつ、ゆっくり進む。
新7合目では、8合目まだぁ〜!?と、すっかりテンション下がる。
この辺りから皆のペースもそれぞれで、私はペースの会う女の子と二人で励ましあって頂上を目指すことに。
8合目過ぎでは風も強くなり、時折り振る雨に体温も奪われ、体力も限界!と思っても、ここまで来てこの暗闇を下山するのもまた大変。。。
なんとか9合目の山小屋を目指すことに。
この辺りはもう、過酷・・・としかいいようがなかったなあ。
9合目の山小屋は込み合っていて、私たち二人は山小屋の物置スペース?みたいな場所で体育座りで、3時間ほど仮眠。
ずぶぬれの服を着替えれたこと、雨風をしのげた事は、それだけでありがたかった。
高山病で遅れていた仲間の一人と感動の再会あり。
もう、下山してたと思ってたけど、救護室で復活して頑張ってきたらしい。
午前4時、なんとかご来光が見れればと、9合目を出発。
岩場の登りも、呼吸もきつくなり、おのずと休憩が以前より多くなる。
少し明るくなったけど、ガスも晴れず、ご来光は見えないと確信。。。
9.5合目すぎてからは、突風が吹いて飛ばされそうになる。
なんでわたし、こんなとこでこんな過酷なことしてるんやろ、、、。となんか逆に笑えてきた。
頂上は目前、という辺りで、頂上を目指す人の渋滞の列に並ぶも、寒さと疲労と眠気で、じっとしていることがこれ程つらかったことはないなあ。。。
頂上へ先に着いた仲間たち数人が、降りてきてすれ違った。
何時間か待っててくれたみたいだけど、頂上は寒すぎて凍えてしまうのでもう降りるという。
・・・待っててくれたの?この過酷な状況で!皆でご来光見るのは無理ってわかってたのに。。。
それにしてもこれだけの人が、この過酷な状況でも富士山頂上を目指すことが不思議やったし、それに加わってる私自身が一番不思議やった。
頂上の天候は最悪。。。
濃い霧と強風で、景色なんてちぃっとも見えない。
なんとかずぶぬれの軍手を脱いで、ぼうっとする頭でリュックの中のカメラを探し出すのに要した時間5分。。。悴んだ手で写真を撮って(アングルとかも大体でしか把握できない)金剛杖に頂上の焼印を入れてもらった。
それから、神社で手を合わせ、無事に来れた事に感謝。
頂上山小屋には人が溢れていたので、私たちは早々に下山。
岩場の下山は、慣れない私には恐ろしく、ゆっくり下ることになったけど、体力的には少し楽だった。
それより、砂地が多く、足元を取られて何度かズルッと滑る道のりが多かった。
下山し始めて2時間後くらいには、ときどきガスが取れて高山植物が咲く風景や、万年雪が積もっている箇所などが見えた。
それでも、同じような景色と足元に注意しながら延々と歩いていると、「あれ、ここってどこやったっけ?なんで私、こんな過酷なことしてるんやろ?(再び)」と、なんだか白昼夢の中にいるような不思議な感覚に何度か陥っていた。
休み休みで、5合目にたどり着いたのは12時過ぎ。
私の生きてきた中でおそらく一番過酷な一日になったけど、体力的にも精神的にも少し自信が持てそう。
富士山の美しい姿も、ご来光も結局見れず、長い過酷な道のりやったけど、友人たちと励ましあって成し遂げれたこと、そんな状況の中でも少し笑ったり冗談言ったり出来たことは、一人では絶対無理やったし(一人やったら泣きながら即効下山してたと思う)、なんか人ってありがたいなと実感出来た。
今回初めての富士登山。
こう、改めて振り返ったら、過酷なだけじゃなかったな。
また来年も登りたいって思ってるし。。。
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