お盆は13日より友人ら8人で富士登山へ行って参りました。
目的は皆でご来光を見ること。
しかし、天候はイマイチ。。。
静岡へ向かう道中も、車中からも富士山の姿は見えず。
登り始めは夕方6時過ぎ。
五合目で少し身体を慣らして出発。
ガスも出ていてもうすでにうす暗い感じ。
7合目辺りから徐々にこの登山の厳しさを実感。
すでに辺りは真っ暗で、雨も降り出し、息もだいぶ上がってくる。
(写真撮る余裕もでない・・・)
途中の岩場で休憩を取りつつ、ゆっくり進む。
新7合目では、8合目まだぁ〜!?と、すっかりテンション下がる。
この辺りから皆のペースもそれぞれで、私はペースの会う女の子と二人で励ましあって頂上を目指すことに。
8合目過ぎでは風も強くなり、時折り振る雨に体温も奪われ、体力も限界!と思っても、ここまで来てこの暗闇を下山するのもまた大変。。。
なんとか9合目の山小屋を目指すことに。
この辺りはもう、過酷・・・としかいいようがなかったなあ。
9合目の山小屋は込み合っていて、私たち二人は山小屋の物置スペース?みたいな場所で体育座りで、3時間ほど仮眠。
ずぶぬれの服を着替えれたこと、雨風をしのげた事は、それだけでありがたかった。
高山病で遅れていた仲間の一人と感動の再会あり。
もう、下山してたと思ってたけど、救護室で復活して頑張ってきたらしい。
午前4時、なんとかご来光が見れればと、9合目を出発。
岩場の登りも、呼吸もきつくなり、おのずと休憩が以前より多くなる。
少し明るくなったけど、ガスも晴れず、ご来光は見えないと確信。。。
9.5合目すぎてからは、突風が吹いて飛ばされそうになる。
なんでわたし、こんなとこでこんな過酷なことしてるんやろ、、、。となんか逆に笑えてきた。
頂上は目前、という辺りで、頂上を目指す人の渋滞の列に並ぶも、寒さと疲労と眠気で、じっとしていることがこれ程つらかったことはないなあ。。。
頂上へ先に着いた仲間たち数人が、降りてきてすれ違った。
何時間か待っててくれたみたいだけど、頂上は寒すぎて凍えてしまうのでもう降りるという。
・・・待っててくれたの?この過酷な状況で!皆でご来光見るのは無理ってわかってたのに。。。
それにしてもこれだけの人が、この過酷な状況でも富士山頂上を目指すことが不思議やったし、それに加わってる私自身が一番不思議やった。
頂上の天候は最悪。。。
濃い霧と強風で、景色なんてちぃっとも見えない。
なんとかずぶぬれの軍手を脱いで、ぼうっとする頭でリュックの中のカメラを探し出すのに要した時間5分。。。悴んだ手で写真を撮って(アングルとかも大体でしか把握できない)金剛杖に頂上の焼印を入れてもらった。
それから、神社で手を合わせ、無事に来れた事に感謝。
頂上山小屋には人が溢れていたので、私たちは早々に下山。
岩場の下山は、慣れない私には恐ろしく、ゆっくり下ることになったけど、体力的には少し楽だった。
それより、砂地が多く、足元を取られて何度かズルッと滑る道のりが多かった。
下山し始めて2時間後くらいには、ときどきガスが取れて高山植物が咲く風景や、万年雪が積もっている箇所などが見えた。
それでも、同じような景色と足元に注意しながら延々と歩いていると、「あれ、ここってどこやったっけ?なんで私、こんな過酷なことしてるんやろ?(再び)」と、なんだか白昼夢の中にいるような不思議な感覚に何度か陥っていた。
休み休みで、5合目にたどり着いたのは12時過ぎ。
私の生きてきた中でおそらく一番過酷な一日になったけど、体力的にも精神的にも少し自信が持てそう。
富士山の美しい姿も、ご来光も結局見れず、長い過酷な道のりやったけど、友人たちと励ましあって成し遂げれたこと、そんな状況の中でも少し笑ったり冗談言ったり出来たことは、一人では絶対無理やったし(一人やったら泣きながら即効下山してたと思う)、なんか人ってありがたいなと実感出来た。
今回初めての富士登山。
こう、改めて振り返ったら、過酷なだけじゃなかったな。
また来年も登りたいって思ってるし。。。
・ 今日は昼過ぎから京都へ。
植田正治写真展 〜写真とボク〜
を見に行く。
美術館入り口で、見知らぬご婦人からチケットを貰う。
ラッキー♪
人に話しかけられやすい体質なのか、
時々電車の一日乗車券貰ったり
人の親切は素直に嬉しい。
ありがたく頂く。
植田氏の写真はいつ見てもいい。
ドキドキする。
洗練された構図はモチロンだけど、
そこに映るモノや人への愛情を感じる。
人を幸せな気持ちにしてくれる写真だと思う。
家族を砂丘で撮っているシリーズが好き。
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・三田村陽氏の写真展を見に四条河原町へ移動。
相変わらず、不慣れな京都の市バス。
修学旅行生達の、120%のテンションに圧倒される。
三田村氏は、現在の広島の写真を撮り続けている写真家さん。
今回の展示は、広島をとる以前に撮っていた作品、タイトル「避雷」。
少年、少女の眼差しが印象に残りました。
6月14日までgalleryMainにて。
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・阪急電車で十三へ移動。
白岡順氏の個展を見に、ブルームギャラリーへ。
淀川沿いのおしゃれなスペース。
貸し暗室、スタジオもあります。
白岡氏の展示、「梅雨と白雨 」素敵でした。
モノクロプリントの幅広さ、可能性、勉強になりました。
6月27日までです。
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:その後、2009年(第32回)キヤノン写真新世紀入賞作家の
キリコさんと十三で呑みに行く。
「旦那 is ニート」
なかなかショッキングなテーマでの個展では、
普段、写真には興味のないような方々からの反響も大きかったそう。
次回作が楽しみです。
Photo! Photo! Photo! な一日。
幸せでした。
ありがとう!
ブルームギャラリー展示の様子
最近、近所に出来た大型リサイクルショップを見に行った時のこと。
雑然と積み上げられた食器コーナーで、ときめくデザインの箱を発見!
見覚えのある赤いシール、、。
iittalaのマグセット(6個入り)でした!
かなりアンティーク感のあるデザインと箱の状態で、
(たぶんグラスは未使用)古い阪急百貨店のタグいり。
箱には「Tsaikka」のロゴ。
プライス・・・・・¥490!?
他の豪華そうなティーセットは、¥1,000〜とかしてたけど、、、?
iittala、それほど詳しくないけれど、とにかく素敵なデザインだったので、
何かあると思ってお買い上げ♪
早速ネットで調べてみたら、
イッタラのロゴマークをデザインした事でも知られる「Timo Sarpaneva」が1957年にデザインした
ホットドリンクグラス「Tsaikka(トサイカ)」 でした。
今でもこのデザインで生産されていて、1つ¥4,200でした。
パッケージもぜんぜん違います。
私がゲットしたのはおそらく、生産当初のものかな、、、?
だとしたら、50年以上前??そんな事ないか、、、。
どなたか詳しい方、お教え下さい。。。
とにかく、良いものは良し。
どういう経緯でこのリサイクルショップにたどり着いたのか、
思いをめぐらせながら、私が大切に使ってあげよっと。
森山大道「NORTHERN」展、オープニングにて。
人が少なくなった頃、写メでパチリ。
ギャラリーに設置された金網は、この展示のためのインスタレーションで、川久保玲氏の設計。
金網越しに見る作品。
気になった一枚。
荒い粒子の男の子が風に散ってしまいそう。
森山大道「NORTHERN」展
会場:Six
大阪府大阪市中央区南船場3-12-22
心斎橋フジビル2F
会期:2010年4月24日(土)〜7月25日(日)
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